代表取締役社長 大西善済が語る、大西商事の過去・現在・未来

ゲームセンターをビジネスにしたい。大卒採用の原点は、そんな気持ちから。
わたし達がアミューズメントビジネスを始めたのは、今から30年余り前の1978年のことです。当時は、今で言うパズルゲームやシューティングゲームが大流行していました。喫茶店のボックス席にテーブル型のゲーム機が設置されていましてね。特にインベーダーゲームが人気で、やりたくてもなかなかゲーム機が空かず皆並んで順番を待っているのをよく目にしました。

その頃、わたしと2歳上の実兄は二人とも勤め人のサラリーマン。行きつけの喫茶店で、その光景を見るたびに「これはビジネスになる」と話していました。ただしビジネスにするなら、喫茶店のようにゲーム機を1、2台置いて営業するより、一ヶ所に何十台も設置して広いスペースで営業するほうがビジネスになるのではないか。そうやって兄と二人、脱サラして始めたのがゲームセンターです。それがアミューズメントの走りになりました。

それから数年後、1985年に風営法(風俗営業等の規制および業務の適正化等に関する法律)が改正されたことが、わたし達の大きな転機となりました。ゲームセンターでスロットマシンが設置できるようになり、ゲームセンターを経営する一方、ゲーム機販売という新たなビジネスにチャレンジしようと考えました。しかし、わたし達が思うようにゲーム機を扱えないばかりかメーカーにもなれないという現実がありました。業界の変化は激しく、それなら専門に運営するオペレーターになろうと始めたのがパチンコです。

ビジネスは順調でした。瞬く間に人手も足りなくなりました。しかし当時は人材を採用する人事部もなければ、もちろん大卒社員もいません。採用してもすぐに退社して土地から土地へ、また店から店へと渡り歩く人も多くいましてね。将来性のある事業として発展させるにはしっかりと人材を採用できる企業になろう。それからリクルート活動を本格化させたのです。

わたし自身、若い頃は大学生とよく遊びました。遊び方を知っている学生のほうが世の中を知っていますから。同時期に入社しても3年から5年も経つとその差が歴然と表れます。しっかり勉強し、努力し、学ぶ力を持っている人に次の世代を託したい。そう思って新卒採用に乗り出してから毎年20名以上の新卒社員を迎えています。
代表取締役社長 大西善済