代表取締役社長 大西善済が語る、大西商事の過去・現在・未来

都会と地方、どっちの市場が伸びるか。それが進出を決めるヒントになりました。
『なぜ福井の企業が青森に進出したのか』とよく聞かれます。そもそものきっかけは、青森のパチンコ店経営者からリクエストをいただいたことです。早い話、「店を何とかしたい」と相談を受けたのです。

福井から青森に向かったのが10年前の4月。青森空港に近づいた飛行機の窓下にはまだ雪が積もっているのが見えました。店舗を見るとこれが古い。内装もやり方も昔のイメージで駐車場も広くはなく、その場で新しくつくり替えた方が良いのではと提案しました。そしたら返ってきた返事が「買っていただけませんか」だったのです。

わたしは現場主義なので、『自分の店は自分の足で行ける場所に建てる』が第一条件です。ですから今後も北海道、九州には出店しません。陸続きじゃないですからね。

わたしが思い描いたのは、青森、秋田、山形、新潟、富山、石川、福井が一つになること。東北最北端と北陸を結びつけると面白いのではないかと。そのスタートを青森にしようと考えたのです。共通する条件は、雪国であることと日本海側であることです。またパチンコ店は市民の遊びとして気軽に利用していただきたいと思っています。所得の高い都会よりも、雪国で遊び場が少ない土地のほうが期待できますからね。

また人材面においても、青森の若者は貪欲でまじめに一生懸命頑張る若者が多いですね。その中から選りすぐりのやる気と元気のある若者たちを集めて一つの拠点にしていきたい。そう考えて出店を決意しました。
代表取締役社長 大西善済